- 解説一覧
- ニホンイトヨ(Gasterosteus nipponicus)について
ニホンイトヨ(Gasterosteus nipponicus)
【環境省】地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの
- 【 学名 】
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Gasterosteus nipponicus Higuchi, Sakai & Goto, 2014
基本情報
- 大きさ・重さ
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体長:7~10 cm
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- 分布
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日本海を囲む各地と北海道から茨城県までの太平洋沿岸域に分布する。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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トゲウオ目 トゲウオ科 イトヨ属
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- 人間との関係
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本種は、日本海系イトヨとされていた種である。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
形態
- 成魚の形質
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背鰭棘は鰭膜がないか、あっても基部付近のみ。体の鱗板は体前部から尾柄部隆起縁までである。背鰭軟条数が多い(通常14、太平洋系イトヨでは通常12)、尾柄部隆起縁が膜状(太平洋系イトヨでは骨質化)。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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内湾や潮だまりに生息する。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- 食性
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動物プランクトンや小型甲殻類を食べる。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- 産卵
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3~5月に川を遡上し、水田周りの小溝や小川に達し、雄は水草で鳥の巣状の巣をつくり、雌を巣の中のトンネルに誘い、雌は巣内で産卵する。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン
- その他生態
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淡水域で生まれ、海で成長する遡河回遊魚である。
参考文献
- 細谷和海 2018 二ホンイトヨ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 182.
最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン