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Gymnogobius opperiens

【 学名 】
Gymnogobius opperiens Stevenson, 2002

基本情報

大きさ・重さ

全長:9 cm

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分布

国後島、奥尻島、北海道全域、青森県~福井県の日本海側、青森県~茨城県の太平洋側に分布する。

国外では、朝鮮半島東岸とピーター大帝湾に分布する。

ウキゴリとスミウキゴリより寒冷域に偏って生息している。

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別名・方言名

地方名:ゴリ(日本各地:混称)

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分類学的位置付け

スズキ目 ハゼ科 ハゼ亜科 ウキゴリ属

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形態

成魚の形質

第1背鰭後端部にある1個の黒色斑は、ウキゴリに比べて小さい。体側に並ぶ7~8個のH字状の横斑は、腹方では輪郭が不明瞭となっている。側線上に黒色の縦列斑はない。背側に7~8個の横斑があり、その1つが第1背鰭の中央部を貫通している。斑紋はやや褐色を帯びる。

婚姻色は雌雄ともに現れ、腹鰭と尻鰭が黒ずみ、第1背鰭の外縁が黒く縁どられる。鰓膜の黒化はあまり認められない。雄の腹側部は淡黄色を呈する。

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似ている種 (間違えやすい種)

ウキゴリ、スミウキゴリ

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生態

生息環境

河川の下流から中流域に生息しているが、北日本ではウキゴリと同じ水系に共存していることが多い。そのような両種の混生域では、シマウキゴリが流れのある平瀬に、ウキゴリが流れのない淵に棲み分けることが分かっている。

シマウキゴリは平瀬の流心付近を中心に、岸の近くや淵尻にかけてと、平瀬の岸近くのほとんど流れのない浅瀬に見られる。

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食性

日没後から深夜にかけて摂餌活動が活発であり、シロハラコカゲロウ、シロタニガワカゲロウ、ユスリカなどの水生昆虫の幼虫や、水生小動物を捕食している。

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活動時間帯

昼間に観察すると、シマウキゴリは多くが流れの緩やかな平瀬の石の下や間に隠れており、一部が砂泥底上にも姿を見せている。夜間になると昼間の隠れ家から出てきて、活発に摂餌する。

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産卵

産卵は春~初夏に生息場所付近で行う。

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その他生態

ハゼ科の中ではおとなしい方であるが、空腹になるとほかの魚に噛みつくことがある。

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関連情報

味や食感

ウキゴリと同様に、佃煮などに利用される。

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種・分類一覧