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ツムギハゼ(Yongeichthys criniger)の分類 ハゼ科(Gobiidae)
ツムギハゼ(Yongeichthys criniger)の概要 Yongeichthys

ツムギハゼ(Yongeichthys criniger)

【 学名 】
Yongeichthys criniger (Valenciennes, 1837)

基本情報

大きさ・重さ

全長:13 cm

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

分布

静岡県~屋久島の太平洋沿岸(散発的)、琉球列島に分布する。

国外ではインド~太平洋から知られている。

参考文献

  • 松井彰子 2018 ツムギハゼ(ツムギハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 ハゼ亜科 ツムギハゼ属

参考文献

  • 松井彰子 2018 ツムギハゼ(ツムギハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

頭と眼が大きく、体側と尾鰭基底部に3個の黒褐色大斑と多数の褐色小斑がある。

体形のよく似たニセツムギハゼ Acentrogobius audax とは、体側の斑紋が大きいこと、背鰭前方に鱗がないことで区別できる。

参考文献

  • 松井彰子 2018 ツムギハゼ(ツムギハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

生態

生息環境

河口域からその付近の海岸にかけて生息する。特に開けた水域の砂底に多く、干潮時の浅瀬でよく見られる。まれに川とは全く無関係の港や内湾からも採集される。

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

食性

底生小動物を食べる。

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

活動時間帯

日中は活発に活動し、夜間はじっとしている。

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

その他生態

筋肉や皮下にフグ毒と同じテトロドトキシンを持つが、毒性には地域差がある。

参考文献

  • 松井彰子 2018 ツムギハゼ(ツムギハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 ツムギハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 571.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

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