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チチブモドキ(Eleotris acanthopoma)の分類 Eleotridae
チチブモドキ(Eleotris acanthopoma)の概要 Eleotris

チチブモドキ(Eleotris acanthopoma)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Eleotris acanthopoma Bleeker, 1853

基本情報

大きさ・重さ

全長:12 cm

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

分布

千葉県以南の太平洋に面した各地と、小笠原諸島、琉球列島に分布する。

国外では西太平洋および南太平洋の亜熱帯と熱帯域に広く分布すると思われる。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

別名・方言名

地方名:イーブー(沖縄県:混称)

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

分類学的位置付け

ハゼ科 カワアナゴ亜科 カワアナゴ属

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体形だけでなく、体色変化の著しいのもカワアナゴと同様である。尾鰭・胸鰭の基底にそれぞれ2個の暗色斑がある点もカワアナゴと同じであるが、頭部下面に白色斑はない。また、本種は前鰓蓋後部下方の角に暗色部があるという特徴を持つ。同属の他種に比べて眼が大きい。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

生態

生息環境

主に河川の汽水域から淡水域の下流部で、底質が泥底のところを好むが、ときには淡水の影響があると思われる岩礁性のタイドプールにもあらわれ、本属魚類の中で生息域が最も広い。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

食性

動物食である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

活動時間帯

昼間は倒木や岩の陰、湿生植物の根際などの隠れ家に潜んでいるが、夜は外に出て活動する。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

産卵

産卵生態は不明である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 チチブモドキ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 555.

最終更新日:2021-03-04 ハリリセンボン

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