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ウロハゼ(Glossogobius olivaceus)の分類 ハゼ科(Gobiidae)
ウロハゼ(Glossogobius olivaceus)の概要 Glossogobius

ウロハゼ(Glossogobius olivaceus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Glossogobius olivaceus (Temminck & Schlegel, 1845)

基本情報

大きさ・重さ

全長:20 cm

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

分布

茨城県・新潟県以南の本州、四国、九州に分布する。種子島にも生息する。

国外では中国大陸と台湾島などに分布する。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

別名・方言名

地方名:クロハゼ・ドヨウハゼ・カワハゼ(岡山県)

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

分類学的位置付け

ハゼ科 ハゼ亜科 ウロハゼ属

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

下顎は上顎より突出している。下の中央が深く切れ込んでいる。項部に明瞭で小さな黒点が散在するのが特徴である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

生態

生息環境

川の河口域や汽水湖に生息し、純淡水域まで侵入することはまれである。礫底よりは砂底や泥底を好む。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

食性

動物食である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

産卵

産卵期は夏である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

関連情報

漁獲方法

岡山県を中心とした瀬戸内海の一部では、独特な形をした素焼きのつぼや木箱を水中に沈めて本種を漁獲するハゼつぼ漁業が知られている。

参考文献

  • 岩田明久 1989 ウロハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 611.

最終更新日:2021-02-25 ハリリセンボン

種・分類一覧