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コモチサヨリ(Zenarchopterus dunckeri)の分類 Zenarchopteridae
コモチサヨリ(Zenarchopterus dunckeri)の概要 Zenarchopterus

コモチサヨリ(Zenarchopterus dunckeri)

準絶滅危惧種 (NT)

【環境省】現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種

【 学名 】
Zenarchopterus dunckeri Mohr, 1926

基本情報

大きさ・重さ

全長:15 cm

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

分布

宮古・八重山両諸島に分布する。

国外では、アンダマン諸島と西太平洋の熱帯域から知られる。

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

別名・方言名

地方名:ミヤラサヨリ(別名)

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

分類学的位置付け

サヨリ科 コモチサヨリ属

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

尾鰭の後縁が直線的かまたはわずかにまるみを帯びることが本種の大きな特徴であり、容易に他種から区別できる。

雌雄差があり、成熟した雄の尻鰭は羽のように幅広くなっている。

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

生態

生息環境

大きな川の河口付近の開けた水域やマングローブ帯の水路など汽水域に生息し、全生活史をそこで過ごす汽水魚である。

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

食性

表層や中層を活発に遊泳し、プランクトン動物や水面の昆虫などを食べる。

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

その他生態

卵胎生で、稚魚は夏から秋にかけて成魚と同じ生息域に現れる。

参考文献

  • 瀬能宏 2001 コモチサヨリ, 川那部浩哉、水野信彦(著) 川那部浩哉、水野信彦(監修) 川那部浩哉、水野信彦(編) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と渓谷社 . p. 425.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

種・分類一覧