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ミノカサゴ(Pterois lunulata)の分類 Scorpaenidae
ミノカサゴ(Pterois lunulata)の概要 Pterois

ミノカサゴ(Pterois lunulata)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Pterois lunulata Temminck & Schlegel, 1843

基本情報

大きさ・重さ

体長:20 cm

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

分布

北海道~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、津軽海峡~種子島の太平洋沿岸、瀬戸内海、小笠原諸島(稀)、朝鮮半島南岸に分布する。

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 フサカサゴ科 ミノカサゴ属

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体色は桃~赤色、ときに白色で、全身に暗色の横縞模様がある。頭部腹面と胸部に顕著な斑紋がない。

背鰭と臀鰭の軟条部、尾鰭に大小の暗色斑をもつ個体もいるが、ハナミノカサゴのような明瞭な黒色点列ではない。

胸鰭軟条は不分枝で通常13本である。上半分の胸鰭軟条の鰭膜は先端に達する。

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

生態

生息環境

沿岸の岩礁や砂地に生息する。漁港内にも見られる。

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

関連情報

漁獲方法

定置網や底曳網で漁獲され、大形の個体は水揚げされるが、身は少し水っぽい。

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

その他

最近の研究でこれまでミノカサゴとされていたものは、本種とミノカサゴ属の1種が混同されていることが分かってきた。本種は東アジア固有で温帯域に適応した種である。

参考文献

  • 松沼瑞樹 2018 ミノカサゴ, 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 214.

最終更新日:2021-02-15 ハリリセンボン

種・分類一覧