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クロミナミハゼ(Awaous melanocephalus)の分類 ハゼ科(Gobiidae)
クロミナミハゼ(Awaous melanocephalus)の概要 Awaous

クロミナミハゼ(Awaous melanocephalus)

【 学名 】
Awaous melanocephalus (Bleeker, 1849)

基本情報

大きさ・重さ

全長:15 cm

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

分布

千葉県小湊~屋久島の太平洋沿岸の河川、琉球列島や西太平洋の島々の河川に分布する。

国外では、インド~西太平洋から知られる。

参考文献

  • 松井彰子 2018 クロミナミハゼ(ミナミハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

別名・方言名

地方名:イーブー(沖縄県:混称)

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 ハゼ科 ハゼ亜科 ミナミハゼ属

参考文献

  • 松井彰子 2018 クロミナミハゼ(ミナミハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体高、尾柄高が高い。吻は長く、上唇は厚い。体側中央部に不定形の黒斑が縦列する。第1背鰭の後縁に黒色斑がない。

一見マハゼに似るが、第1背鰭棘は6本(マハゼでは8本)である。

参考文献

  • 松井彰子 2018 クロミナミハゼ(ミナミハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

生態

生息環境

川の中流域や、中流域のない川では上流域に見られる。流れが緩やかな淵の砂底に棲む。

参考文献

  • 松井彰子 2018 クロミナミハゼ(ミナミハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.
  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

食性

昼間、底から数 cmのところを滑るように泳ぎ回り、時々静止しては砂を口に含み、底生小動物を食べる。

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

その他生態

警戒心が強く、捕らえようとすると素早く泳ぎ、岩や朽木の陰に隠れたり、砂に潜ってしまう。

両側回遊魚である。

参考文献

  • 鈴木寿之 1989 クロミナミハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 574-575.

最終更新日:2020-10-06 ハリリセンボン

種・分類一覧