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コショウダイ(Plectorhinchus cinctus)の分類 Haemulidae
コショウダイ(Plectorhinchus cinctus)の概要 Plectorhinchus

コショウダイ(Plectorhinchus cinctus)

【 学名 】
Plectorhinchus cinctus (Temminck & Schlegel, 1843)

基本情報

大きさ・重さ

体長:50 cm

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

分布

新潟県~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、相模湾~九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海、屋久島、朝鮮半島西岸・南岸、台湾、福建省~海南島の中国沿岸、タイランド湾、マンナール湾、オマーン湾に分布する。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 イサキ科 コショウダイ属

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

体は高く、よく側扁する。背鰭から体背部、尾鰭にかけて瞳孔~眼径大の黒色斑点が密在し、体側に2本の弧状の黒色斜帯がある。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

生態

生息環境

水深 20 m以浅の岩礁域に生息する。ただし、東シナ海では水深 24~111 mの大陸棚域に生息する。

幼魚、成魚とも単独で生活し、幼魚はしばしば河川汽水域に侵入する。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

食性

甲殻類や魚類を食べる。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

ライフサイクル

着底直後の幼魚は透明な尾鰭と臀鰭の一部を除き全体が焦げ茶色で、海底直上をゆっくり泳ぐ。この姿は波間に漂う植物片を彷彿とさせるため、擬態の効果があると考えられる。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

産卵

土佐湾での産卵期は5~6月である。

参考文献

  • 瀬能宏 2018 コショウダイ(コショウダイ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 281.

最終更新日:2021-02-26 ハリリセンボン

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