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クモハゼ(Bathygobius fuscus)の分類 ハゼ科(Gobiidae)
クモハゼ(Bathygobius fuscus)の概要 クモハゼ属(Bathygobius)

クモハゼ(Bathygobius fuscus)

【 学名 】
Bathygobius fuscus (Rüppell, 1830)

基本情報

大きさ・重さ

全長:8 cm

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

分布

石川県~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、房総半島~屋久島の太平洋沿岸、朝鮮半島南岸、済州島、台湾北岸・南岸、中国南シナ海沿岸、インド~太平洋に分布する。

参考文献

  • 松井彰子 2018 クモハゼ(クモハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

別名・方言名

地方名:イーブー(沖縄県:混称)

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 ハゼ科 ハゼ亜科 クモハゼ属

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.
  • 松井彰子 2018 クモハゼ(クモハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

頭が丸く、体は太短い。下顎に台形の皮蓋がある。胸鰭上部に多数の遊離軟条がある。

第1背鰭の外縁には幅広い明色帯があり、その下に沿ってやはり幅広い暗色帯が走り、鰭の後部に黒色斑があることでほかの種類と区別できる。

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.
  • 松井彰子 2018 クモハゼ(クモハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

生態

生息環境

岩礁性海岸の潮間帯に生息し、タイドプールでよく見かける。河口の転石地帯やマングローブ帯にも侵入することがある。

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

食性

動物食である。

参考文献

  • 岩田明久 1989 クモハゼ, 川那部浩哉、水野信彦(監修) 山渓カラー名鑑 日本の淡水魚. 山と溪谷社. p. 610.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

産卵

大型雄は雌とペア産卵を行うのに対し、小型雄はスニーキングを行う。

参考文献

  • 松井彰子 2018 クモハゼ(クモハゼ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 395.

最終更新日:2021-03-03 ハリリセンボン

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