- 解説一覧
- アカマンボウ(Lampris guttatus)について

基本情報
- 大きさ・重さ
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体長:1.8 m
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 分布
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日本では北海道以南の太平洋沿岸、津軽半島以南の日本海沿岸、東シナ海に分布する。
世界中の暖海域に分布していると考えられていたが、最近の研究ではインド~西太平洋に分布するといわれている。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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アカマンボウ目 アカマンボウ科 アカマンボウ属
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
形態
- 成魚の形質
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体は円形に近く、朱色を帯びて小白点が散在する。側線は胸鰭上方で湾曲する。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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外洋表層から水深 500 mに生息する。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- 食性
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胸鰭を使って高速で遊泳し、中深層で魚類やイカ類を捕食する。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- その他生態
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最近の研究で、本種の体温は周りの水温よりも5℃高いことが判明した。
鰓は細かな動脈と静脈が接して熱交換器として働く奇網の構造をもつ。
遊泳時に胸鰭の筋肉が収縮することで発生した熱は、心臓や動脈血を温め、鰓呼吸で冷えた静脈地に奇網を介して受け渡される。
脳や心臓、眼が温められる点は、奇網をもつ恒温性の大形魚類と異なり、低水温の中深層でも長く活発に遊泳し、索餌できると考えられている。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
関連情報
- 漁獲方法
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マグロ漁で混獲される。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン
- その他
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¨マンダイ¨と呼ばれ、食される。
参考文献
- 遠藤広光 2018 アカマンボウ(アカマンボウ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 157.
最終更新日:2021-02-17 ハリリセンボン