スマ(Euthynnus affinis)の解説トップに戻る
スマ(Euthynnus affinis)の分類 Scombridae
スマ(Euthynnus affinis)の概要 Euthynnus

スマ(Euthynnus affinis)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Euthynnus affinis (Cantor, 1849)

基本情報

大きさ・重さ

尾叉長:1 m(通常 60 cm)

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

分布

兵庫県浜坂~長崎県の日本海・東シナ海沿岸(少ない)、相模灘~屋久島の太平洋沿岸(北部では少ない)、琉球列島、小笠原諸島、朝鮮半島南岸、済州島、インド~太平洋の熱帯~温帯域に分布する。

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

分類学的位置付け

スズキ目 サバ科 スマ属

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

形態

成魚の形質

胸鰭の下方に数個の小黒点があり、これをお灸の痕に見立てて¨ヤイト¨と呼ばれることもある。体の後方の背側面に多数の暗色斜線がはしる。

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

生態

生息環境

沿岸表層域に生息する。大きな群れは形成せず、ほかのカツオ・マグロ類の群れに混じって遊泳する。

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

関連情報

味や食感

漁獲量は少ないが、ピンク色の身は刺身にして美味である。

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

その他

和歌山県と愛媛県では、養殖の研究が進められている。

参考文献

  • 土居内龍 2018 スマ(スマ属), 中坊徹次(著) 中坊徹次(監修) 中坊徹次(編) 小学館の図鑑Z, 日本の魚類館. 小学館. p. 451.

最終更新日:2021-03-02 ハリリセンボン

種・分類一覧