- 解説一覧
- タイコブラ(Naja kaouthia)について

基本情報
- 大きさ・重さ
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全長:1.3~1.5 m 最大 2.0 m
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 分布
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中国(雲南省)から南へタイ、マレー半島北部まで、西はインド、ネパール東部まで。
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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コブラ科 フードコブラ属
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 人間との関係
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本種は水田や民家周辺に出没するため、死亡例は非常に多く被害は後を断たない。
インドコブラと共に、コブラショーにも使われている。
参考文献
- 鳥羽通久 1996 タイコブラ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 131.
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
形態
- 成体の形質
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フードを広げるとフードの背部にはO型の柄が入る。
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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・タイワンコブラ(N. atra)
・インドシナコブラ(N. siammensis)
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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丘陵地や低地の森林、水田、民家周辺に生息する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 食性
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マウスなどの哺乳類や鳥類、ヘビやトカゲなどを食べる。
共食いも見られ、同種のより小さな個体を捕食する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 産卵
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一度に25~45卵を産む。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- 特徴的な行動
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威嚇するときには、フードを広げて立ち上がるだけでなく、同時に大きな噴気音を出す。しかし、ほかのコブラのように毒を飛ばすことはない。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
- 鳥羽通久 1996 タイコブラ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 131.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- その他生態
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アルビノ個体や色素欠乏のハイポメラ二スティック個体も知られている。
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
関連情報
- 飼育方法
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飼育下でも非常に餌付きやすくマウスなどを問題なく食べる。
なお毒蛇の場合、活餌を噛んで毒を注入してから、一度放し、弱って死にそうになってからゆっくりと餌を食べるため、冷凍餌に餌付く個体は少なく、また定期的に毒を排出させてやらなければ長期飼育が困難になるため、餌付いたとしても冷凍餌は与えるべきではない。
動きが非常に素早く、スネークフックに掛かり辛いため、ケージメンテナンスなどの際は扱いに十分注意する。
参考文献
- 山田和久 2005 タイコブラ(モノクルコブラ), 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 108.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン
- その他
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英名は、フードにインドコブラのような双眼の眼鏡模様ではなく、単眼鏡(monocle)に似た模様があることに由来する。
強い毒をもつ。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 タイコブラ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 53.
最終更新日:2020-07-02 ハリリセンボン