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キイロドロガメ(Kinosternon flavescens)の分類 Kinosternidae
キイロドロガメ(Kinosternon flavescens)の概要 Kinosternon

キイロドロガメ(Kinosternon flavescens)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Kinosternon flavescens (Agassiz, 1857)

基本情報

大きさ・重さ

甲長:9~14 cm前後(最大 16.8 cm)

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最終更新日:2020-09-29 ハリリセンボン

分布

米国(ネブラスカ南部からアリゾナと南部)とメキシコ(ソノラ、ドゥランゴ、タマウリ―パス、ベラクルス各州)に分布する。

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和名の解説

背高に黄色みがかることが名の由来である。

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分類学的位置付け

ドロガメ科 ドロガメ属

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形態

成体の形質

ドロガメ属では中型である。

背甲は幅広い卵形で、背高は低いドーム状である。色彩は黄色から黄褐色・褐色などで、背高は黄色みがかる。各甲板の接合部は暗色に縁取られる。腹甲には蝶番を持つ。

頭部は中型で、本属ではやや扁平する。頭部背面の色彩は黄褐色からオリーブ色・褐色で、側頭部や顎周辺に暗色の細斑が点在することがある。

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卵の形質

卵は長楕円形である。

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似ている種 (間違えやすい種)

ヒメニオイガメ(Kinosternon minor)

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生態

生息環境

温帯域から乾燥域・熱帯域と分布は広い。

比較的開けた乾燥地の草原や、灌木林が点在する環境の小規模な水場を主な生息地とし、陸棲傾向が強い。

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食性

食性は、肉食傾向の強い雑食性である。

昆虫、甲殻類、軟体動物、両生類や動物の死体などのほか、水草も食べる。

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産卵

産卵期は5~8月で、1回の産卵数は通常2~4個である。

孵化日数は100日前後。

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特徴的な行動

驚くと刺激性のある臭いを分泌することから、Stinkpot Turtle(くさい壺亀の意)とも呼ばれる。

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その他生態

日光浴のために、傾いた木に登ることもできる。

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関連情報

その他

3~4亜種に分かれるが、個々の亜種の同定には甲板の測定が必要である。

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種・分類一覧