- 解説一覧
- ミズコブラモドキ(Hydrodynastes gigas)について

ミズコブラモドキ(Hydrodynastes gigas)
- 【 学名 】
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Hydrodynastes gigas (Duméril, Bibron & Duméril, 1854)
基本情報
- 大きさ・重さ
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全長 1.5~2.0 m 最大 2.7 m
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ミズコブラモドキ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 138.
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
- 分布
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アルゼンチン北部、パラグアイ、ブラジル南部、ボリビア東部に分布する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ミズコブラモドキ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 138.
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
- 分類学的位置付け
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ナミヘビ科 ミズコブラモドキ属(Hydrodynastes)
参考文献
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
形態
- 成体の形質
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半水生のヘビで大きな体つきをしており、滑らかな鱗をもつ。
地色は黄味がかった茶色で、黒色ないし黒褐色で縁取られた暗褐色の斑紋があるほか、尾の近くには明るい茶色の斑点があることもある。
また眼の後ろに幅広の黒色の線が、首筋には黒色のV字模様がある。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ミズコブラモドキ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 138.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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インディゴヘビ(Drymarchon corais)
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ミズコブラモドキ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 138.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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季節により水没する草原や森林に生息する。
参考文献
- マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 ミズコブラモドキ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 138.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
- 食性
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マウスやラットなどの哺乳類や鳥類、両生類、魚類を食す。
参考文献
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
- 特徴的な行動
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敵を威嚇する際に頸部を平らにして、コブラのようにフードを広げる体勢をとる。
ただし本種以外にも世界中にはコブラに擬態した体勢をとるヘビは数多く存在する。
参考文献
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン
関連情報
- 飼育方法
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流通する個体の大半は養殖個体であり、マウスに問題なく餌付く。非常に水棲傾向の強い種類であるが、ミズヘビのように飼育する必要はなく、乾燥した場所と大きな水入れを設置して飼育した方が調子はよい。
非常に弱い毒ではあるが、大型個体ともなると毒量が増えるため、扱いには十分注意する。
参考文献
- 山田和久 2005 ミズコブラモドキ, 山田和久(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド・ヘビ 世界のヘビ図鑑. 誠文堂新光社. 46.
最終更新日:2020-06-11 ハリリセンボン