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ニシアフリカトカゲモドキ(Hemitheconyx caudicinctus)の分類 Eublepharidae
ニシアフリカトカゲモドキ(Hemitheconyx caudicinctus)の概要 Hemitheconyx

ニシアフリカトカゲモドキ(Hemitheconyx caudicinctus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Hemitheconyx caudicinctus (Duméril, 1851)

基本情報

大きさ・重さ

全長:雄 16~25 cm、雌 15~20 cm

参考文献

  • 石附智津子 2013  , 石附智津子(著) ニシアフリカトカゲモドキの品種紹介. クリーパーNo.68. クリーパー社. 18₋19.
  • 内山りゅう 2007 ニシアフリカトカゲモドキ, 内山りゅう、前田憲男、沼田研児、関慎太郎(著) 決定版日本の両生爬虫類. 平凡社. 221.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

分布

アフリカ大陸西部(セネガル~ナイジェリア)

参考文献

  • 石附智津子 2013  , 石附智津子(著) ニシアフリカトカゲモドキの品種紹介. クリーパーNo.68. クリーパー社. 18₋19.
  • 内山りゅう 2007 ニシアフリカトカゲモドキ, 内山りゅう、前田憲男、沼田研児、関慎太郎(著) 決定版日本の両生爬虫類. 平凡社. 221.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

分類学的位置付け

ヤモリ科

参考文献

  • 松本通範 1996 ニシアフリカトカゲモドキ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 17.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

形態

成体の形質

背面正中に1本の白い縦条の入る個体もいるが、産地や性別によるものではなく、どのような条件で生じるかは分からない。

参考文献

  • 松本通範 1996 ニシアフリカトカゲモドキ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 17.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

生態

生息環境

荒れ地などの乾燥した場所だけでなく、草原などの湿った場所にも住む。

参考文献

  • 内山りゅう 2007 ニシアフリカトカゲモドキ, 内山りゅう、前田憲男、沼田研児、関慎太郎(著) 決定版日本の両生爬虫類. 平凡社. 221.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

食性

餌は昆虫などの小動物である。

参考文献

  • 松本通範 1996 ニシアフリカトカゲモドキ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 17.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

活動時間帯

昼間は岩の裂け目などに潜み、夜になると地表を徘徊する。

参考文献

  • 松本通範 1996 ニシアフリカトカゲモドキ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 17.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

特徴的な行動

ファットテールという名の太い尾を持っている。外敵などに襲われたときには、防御行動としてあっけなく切って(自切)しまう。

参考文献

  • 石附智津子 2013  , 石附智津子(著) ニシアフリカトカゲモドキの品種紹介. クリーパーNo.68. クリーパー社. 18₋19.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

その他生態

性格的には人に対してなすがままであり、攻撃的な面はあまり見られない。しかし、仲間内では幼児期からかなり自己主張が激しい性格であるため、複数飼育には注意が必要である。当然ながら、雄同士の同居は深い傷を負うこともあるため、絶対に避ける。

Eublepharinae 亜科に属しており、この亜科の特徴として、まぶたがあって眼を瞑ったり開けたりすることができる。また、ほかのヤモリと同じように猫目である。足には adhesive lamella(趾下薄板)がなく、完璧な地上性ヤモリである。

参考文献

  • 石附智津子 2013  , 石附智津子(著) ニシアフリカトカゲモドキの品種紹介. クリーパーNo.68. クリーパー社. 18₋19.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

関連情報

飼育方法

飼育の際は、個体を冷やさないことが最重要である。特に幼体の飼育に関しては非常にシビアで、冷やすと一気に体調を崩してしまう。またケージの一部分には湿度の高い場所を作った方がよい。生息地が乾燥した地帯で、大半を暗くて湿度のある隠れた場所で過ごしているため、よい状態を保たせるためには湿度のある場所を必要とする。

参考文献

  • 石附智津子 2013 ニシアフリカトカゲモドキ, 石附智津子(著) ニシアフリカトカゲモドキの品種紹介. クリーパーNo.68. クリーパー社. 18₋19.

最終更新日:2020-04-30 ハリリセンボン

その他

背中線状にストライプの入る個体や、改良品種も輸入されている。

参考文献

  • 内山りゅう 2007 ニシアフリカトカゲモドキ, 内山りゅう、前田憲男、沼田研児、関慎太郎(著) 決定版日本の両生爬虫類. 平凡社. 221.

最終更新日:2020-11-25 ハリリセンボン

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