- 解説一覧
- オマキトカゲ(Corucia zebrata)について

基本情報
- 大きさ・重さ
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全長:60~70 cm
最大全長は 80 cm近くにまで達する個体もいる。世界最大のスキンクである。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 分布
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ソロモン諸島とブーゲンビルに分布する。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- マーク・オシー@ティム・ハリデイ 2001 オマキトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 81.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 和名の解説
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一般名は物に巻き付けることのできる尾(巻尾)をもつことに由来する。
参考文献
- マーク・オシー@ティム・ハリデイ 2001 オマキトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 81.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
形態
- 成体の形質
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頭は大きく吻端は丸い。発達したかぎ爪と長い尾をもち、これらを用いて巧みに木登りをする。体色は褐色ないし緑色をしており、不明瞭な横帯がある。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- マーク・オシー@ティム・ハリデイ 2001 オマキトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 81.
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
生態
- 生息環境
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多湿な森林に生息する。特にクワ科植物の樹上で多く見られるという。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 食性
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植物食が強く、葉や果実、茎などを食べる。サトイモ科の植物(Epipremnum pinnatum)を主食にしているという。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 活動時間帯
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夜間に果物やつる植物の葉などを摂食するが、昼間は樹洞や落ち葉の中に隠れている。
参考文献
- マーク・オシー@ティム・ハリデイ 2001 オマキトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 81.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 産卵
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胎生種で、成体の3分の1ほどの大きさの幼体を一度に1~2仔産む。
ある程度幼体が成長するまで、親は体の下で子を守るなどの子育てを行う。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
- マーク・オシー@ティム・ハリデイ 2001 オマキトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 81.
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- 特徴的な行動
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怒ると低いうなり声をあげ、口を開けて威嚇し咬み付く。
参考文献
- 松本通範 1996 オマキトカゲ, 長坂拓也、松本通範、富田京一、越河暁洋、池田純(著) 千石正一(監修) 長坂拓也(編) 爬虫類・両生類800種図鑑. ピーシーズ. 56.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン
- その他生態
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ほぼ完全な樹上棲で、地上には滅多に降りない。
性質の荒い個体が多く、特に妊娠期や子育て中は積極的に噛みついてくる。顎の力が強いため、強く噛まれると危険である。また爪も大きく鋭いため、扱う際は皮手袋などを用いた方がよいだろう。
乾燥と低温に弱い。
尾は長く触覚が優れており、樹冠を移動する際、大きな体を支えるほどに力強い。
参考文献
- 海老沼剛 2012 オマキトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 142.
最終更新日:2020-06-25 ハリリセンボン