ニホンアカガエル(Rana japonica)の解説トップに戻る
ニホンアカガエル(Rana japonica)の分類 Ranidae
ニホンアカガエル(Rana japonica)の概要 アカガエル属(Rana)

ニホンアカガエル(Rana japonica)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Rana japonica Boulenger, 1879

基本情報

大きさ・重さ

・体長:雄 34~63 ㎜ 雌 43~67 ㎜
・幼生全長:約 38 ㎜
・変態終了時体長:約 15~19 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

分布

本州、四国、九州、隠岐、大隅諸島、八丈島(人為分布)に分布するが、本州中部の一部には分布しない地域がある。

国外では中国南東部。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

生息状況

圃場整備の影響で急速に数が減っている。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

無尾目 アカガエル科 アカガエル属

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

形態

成体の形質

-

参考文献

最終更新日:2020-11-30 キノボリトカゲ

幼生の形質

オタマジャクシの背面には1対の黒斑がある。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

卵の形質

卵塊はややつぶれた球状で、中に500~3000個の黒褐色の卵が入っている。直径 1.5~2.0 ㎜。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

似ている種 (間違えやすい種)

ヤマアカガエル

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

生態

生息環境

低地から丘陵地帯の水田や湿地周辺の草地に生息。山地の林床などではあまり見かけない。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

食性

餌はその口の大きさに比べ、小型の徘徊性クモ類や飛翔昆虫の小さな幼虫を好む。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

ライフサイクル

1~3月の産卵期後、一時休眠し、5月ごろから活動を始める。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

発音(鳴き声)

キョキョキョキョ

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

産卵

産卵期は主に1~3月だが、地域によりその前後の12月や4月でも産卵がみられる。

産卵場所は水田や湿地などの止水域で、水温は 5~10 ℃。

雄は止水の浅い水域に入り、鳴きながら雌を待つ、産卵期には浅い止水にいくつもの卵塊が作られるが、急な低温で卵が氷結し、胚が死滅することもある。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

特徴的な行動

雄には鳴嚢がないため、鳴いているときも喉はふくらまない。

参考文献

最終更新日:2020-06-10 キノボリトカゲ

種・分類一覧