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カロリナハコガメ(Terrapene carolina)の分類 Emydidae
カロリナハコガメ(Terrapene carolina)の概要 Terrapene

カロリナハコガメ(Terrapene carolina)

危急 (VU)

【IUCN】絶滅の危険が増大している種

【 学名 】
Terrapene carolina (Linnaeus, 1758)

基本情報

大きさ・重さ

甲長:10~20 cm(最大 21.6 cm)

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最終更新日:2020-09-29 ハリリセンボン

分布

アメリカ合衆国中部・東部・南部、メキシコ東部、ユカタン半島に分布する。

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亜種・品種

トウブハコガメ(T. c. calorina)
ガルフコーストハコガメ(T. c. major)
ミツユビハコガメ(T. c. triunguis)
フロリダハコガメ(T. c. bauri)
ユカタンハコガメ(T. c. yucatana)
メキシコハコガメ(T. c. mexicana)

6亜種で構成される。ガルフコーストハコガメのみが 22 cm近くなり、ほかの亜種は 20 cmを超えない。ガルフコーストハコガメは、一様に褐色の背甲の後端は外側に向かって突出する。

ミツユビハコガメ、フロリダハコガメ、メキシコハコガメの後肢の指に爪は3本、それ以外の亜種は4本の爪が基本である。

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分類学的位置付け

潜頸目(Cryptodira)ヌマガメ科(Emydidae)ヌマガメ亜科(Emydinae)アメリカハコガメ属(Terrapene)

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形態

成体の形質

背甲は卵形で、背高は高いドーム型である。腹甲は卵形で、背高は高いドーム型。腹甲は前葉と後葉に蝶番で繋がり活動し、背甲と蓋ができる。頭部は大型。背面の色彩は個体や亜種により大きく変異する。

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卵の形質

卵は長楕円形でやや硬い卵殻を持つ。

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似ている種 (間違えやすい種)

ニシキハコガメ(T. ornata)

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生態

生息環境

やや湿度の高い林床や草地の開けた環境に主に生息し、陸棲生活だが高温時には浅い水にも入る。

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食性

食性は幅広い雑食性で、死肉も食べる。

幼時は肉食傾向が強い。

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産卵

産卵は5~7月で、1回の産卵数は通常4~5個である。年間産卵回数は2~3回。

孵化日数は79~80日。

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関連情報

飼育方法

単一な餌に偏らず、可能な限り多様な餌を与える。

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種・分類一覧