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サバクツノトカゲ(Phrynosoma platyrhinos)の分類 Phrynosomatidae
サバクツノトカゲ(Phrynosoma platyrhinos)の概要 Phrynosoma

サバクツノトカゲ(Phrynosoma platyrhinos)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Phrynosoma platyrhinos Girard, 1852

基本情報

大きさ・重さ

全長:8~11 cm  

参考文献

  • 海老沼剛 2012 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 67.
  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

分布

沿岸部を除くアメリカ合衆国南西部、メキシコ北西部に分布している。

参考文献

  • 海老沼剛 2012 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 67.
  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

分類学的位置付け

イグアナ科(ツノトカゲ亜科)

参考文献

  • 海老沼剛 2012 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 67.
  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

形態

成体の形質

ツノトカゲの仲間はずんぐりした丸い体つきで、左右の体側をはしる鱗列がのどを横切っている。

体色はバリエーションが多く、濃い灰色から明るい褐色、タンホワイト、オレンジなどである。斑の周りは赤みがのる。

頭部に発達した角状突起や扁平な胴体、短い尾など外観的な特徴が目立つ。本種は頭部に大小6本の角状突起を持つ。

参考文献

  • 海老沼剛 2004 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 88.
  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

似ている種 (間違えやすい種)

コーストツノトカゲ(Phrynosoma coronatum)

参考文献

  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

生態

生息環境

砂嵐の起こるような砂地の平地に生息し、岩や植生が点在する場所に多い。モハベ砂漠やソノラ砂漠が広がる地帯に生息する。こうした砂漠地帯や乾燥地をはじめ、峡谷跡や低木地帯など幅広い場所で見られる。いずれも昼夜の温度差が激しく、ツノトカゲの中でも最も過酷な環境に見られる種類といえる。

参考文献

  • 海老沼剛 2012 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 67.
  • 海老沼剛 2015 僕たちの好きなツノトカゲ, 海老沼剛(著) ビバリウムガイド No.68. エムピー・ジェー. 29.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

食性

アリを専食する。

参考文献

  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

活動時間帯

昼行性

参考文献

  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

産卵

一度に2~16卵を産む。

参考文献

  • マーク・オシー, ティム・ハリデイ 2001 サバクツノトカゲ, マーク・オシー、ティム・ハリデイ(著) 太田英利(監修) 爬虫類と両生類の写真図鑑. 日本ヴォーグ社. 71.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

関連情報

飼育方法

飼育下でのアリの必要性については賛否あるが、極小サイズのコオロギを数多く与えることで、長期飼育に成功している例もある。
重要なのは餌の大きさで、小さなものをこまめに与える。砂地に身を隠すことが多いので、ケージには砂を敷いてやる。日中はワット数の高いスポットランプ、紫外線を多く放射するフルスペクトルライトを存分に当てる。水は水入れからしか飲まないため、霧吹きかスポイトで口元に垂らすなどして直接与える。

参考文献

  • 海老沼剛 2012 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 世界の爬虫類ビジュアル図鑑. 誠文堂新光社. 67.
  • 海老沼剛 2004 サバクツノトカゲ, 海老沼剛(著) 爬虫・両生類ビジュアルガイド:トカゲ①アガマ科&イグアナ科. 誠文堂新光社. 88.

最終更新日:2020-04-27 ハリリセンボン

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