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ギンムクドリ(Spodiopsar sericeus)の分類 ムクドリ科(Sturnidae)
ギンムクドリ(Spodiopsar sericeus)の概要 ムクドリ属(Spodiopsar)

ギンムクドリ(Spodiopsar sericeus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Spodiopsar sericeus (Gmelin, 1789)

基本情報

大きさ・重さ

全長約 24 ㎝。

参考文献

  • 吉井正 2005 ギンムクドリ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 182.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

分布

旧北区。主に中国東南部で繫殖し、冬は東南アジア、フィリピンで越冬する。

日本では稀な冬鳥、または旅鳥。1979年12月に沖縄県与那国島で6羽が渡来しているのが観察され、その後西表島、石垣島、宮古島、沖縄県、奄美大島、石川県舳倉島などで確認された。

季節的には12月から翌年の3月ごろに発見されることが多い。

参考文献

  • 中村雅彦 1995 ギンムクドリ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 29.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

スズメ目 ムクドリ科

参考文献

  • 吉井正 2005 ギンムクドリ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 182.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

雄の頭部は頭巾状にクリーム白色。体は灰色で、頭部に隣り合う部分が襟巻状に濃い。

腰は灰白色、尾と翼は青緑色光沢のある黒で、初列風切の基部は白斑をなし、飛翔時に目立つ。

嘴は橙色で先端が黒く、脚はしずんだ橙黄色。尾虹彩は暗褐色。雌は雄に似るが、全体に褐色がかり、頭も白くなく灰褐色。

参考文献

  • 吉井正 2005 ギンムクドリ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 182.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

卵の形質

淡青緑色無斑の卵。

参考文献

  • 吉井正 2005 ギンムクドリ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 182.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

生態

食性

両脚跳びまたは交互歩行しながら、土の中にくちばしを差し込むようにして畑や草地の昆虫や種子を食べる。

参考文献

  • 中村雅彦 1995 ギンムクドリ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 29.

最終更新日:2021-01-15 キノボリトカゲ

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