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オオフラミンゴ(Phoenicopterus roseus)の分類 フラミンゴ科(Phoenicopteridae)
オオフラミンゴ(Phoenicopterus roseus)の概要 Phoenicopterus

オオフラミンゴ(Phoenicopterus roseus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Phoenicopterus roseus Pallas, 1811

基本情報

大きさ・重さ

・全長:120~145 ㎝
・背丈:105~155 ㎝
・翼開張:140~165 ㎝
・卵:90×55 ㎜

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最終更新日:2020-05-25 キノボリトカゲ

分布

南ヨーロッパ、アフリカ沿岸部とビクトリア湖周辺、紅海沿岸部、ペルシャ湾北岸からインドに分布。

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最終更新日:2020-05-25 キノボリトカゲ

別名・方言名

ヨーロッパフラミンゴともいう

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分類学的位置付け

フラミンゴ目 フラミンゴ科

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形態

成鳥の形質

頸と足が著しく長い。頭部から尾にかけては白色で淡紅色に染まる。

淡紅色の濃さは個体による変異があり、食物によっても変わるが、換羽後が最も鮮やか。雨覆は深紅色、風切は黒色。翼下面と脇羽は淡紅色。

嘴は淡紅色で先端は黒く下に弯曲し、上嘴は薄く下嘴は分厚い。足は淡紅色。

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最終更新日:2020-05-25 キノボリトカゲ

幼鳥の形質

雛は淡灰色の綿羽からすぐに灰色の幼羽となる。幼鳥は全体に褐色を帯び、嘴は灰色で先端が黒色、足は灰褐色を帯びる。

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卵の形質

黄白色無斑の卵

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生態

生息環境

潟湖や塩水湿地、強いアルカリ性の内陸湿地に生息する。

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食性

上嘴を下に下嘴を上にして嘴の内側にある細かい毛を使って、微細な水生植物や、塩水性の双翅目の幼虫、アルテミア、カニモリガイなどの水生動物を濾しとって食べる。

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鳴き声

大きくグワッグワッと鳴き、ヒシクイやハイイロガンの鳴き声を思い起こさせる。大きな群れからはブーブーとした鳴き声が連続して聴こえる。

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その他生態

物音に敏感

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種・分類一覧