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- ヨウム(Psittacus erithacus erithacus)について

ヨウム(Psittacus erithacus erithacus)
- 【 学名 】
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Psittacus erithacus erithacus Linnaeus, 1758
基本情報
形態
生態
- ライフサイクル
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ガボン東部では、5000羽以上ものヨウムの大群が毎晩決まったねぐらに集まり、ギネアアブラヤシの葉に止まって眠る。
それ以外の場所ではねぐらはもっと小規模だが、それでも1本の木に100羽以上の鳥を見かけるのが普通である。
朝になると小グループに分かれ、たいていは決まった道筋をたどって雨林地帯で採食し、夕方ねぐらに戻り、盛んに鳴き交わす。
ゆったりしたコロニーで繁殖し、つがいはそれぞれ1本の木を占有して木のうろに2~4個の卵を産む。
抱卵は雌の仕事だが、雛は雌雄が協力して育てる。
参考文献
最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ
- その他生態
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インコ類はいまでは一般に、鳥類ではもっとも知能の高い科の1つと考えられているが、会話をするヨウムの能力はそれを裏付ける証拠となっている。
飼育下の1羽のヨウムのもつ語彙は500語以上も記録されている。
中には自分で言葉や句を正しく発明してコミュニケーションしている(人間と同じ方法で言語を使う)鳥もいる。
参考文献
最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ
関連情報
- その他
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亜種のコイネズミヨウム P. e. timned はコートジボアール付近に分布し、やや小型で灰色が濃く、尾の赤色も暗色。この亜種は物まねが下手という。
参考文献
最終更新日:2020-06-17 キノボリトカゲ