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カラアカハラ(Turdus hortulorum)の分類 Turdidae
カラアカハラ(Turdus hortulorum)の概要 Turdus

カラアカハラ(Turdus hortulorum)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Turdus hortulorum P. L. Sclater, 1863

基本情報

大きさ・重さ

・嘴峰:18~22 mm
・翼長:110~112 mm
・跗蹠:29~34 mm
・尾長:74~89 mm
・卵:長径 25~27.5 mm × 短径 19~21.5 mm

参考文献

最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

分布

おもに日本海側の島から、春秋の渡りの時期に記録がある数の少ない旅鳥。

ロシア東部のヤクーツク南東部からウスリー、中国東北地方にかけて繁殖し、中国南東部からベトナム北部に渡って越冬する。

台湾ではまれな冬鳥だが、香港では数の少なくない冬鳥。

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分類学的位置付け

スズメ目 ツグミ科

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

【雄】
額・頭上・後頭・後頸は灰鼠色、眼先・耳羽も同様であるが、耳羽の羽軸は白色である。

腮・喉は白色で、全体に黄味がかった赤錆色を帯び、各羽には灰褐色の軸斑がある。

特に喉の両側は黄味がかった赤錆色が強く、灰色の縦斑がある。

背・肩羽・腰・上尾筒は灰鼠色、胸には幅の広い淡灰鼠色の帯があり、胸側には不明瞭な斑がある。

下胸・脇・下雨覆・腋羽は赤錆色である。腹と下尾筒は白色で、下尾筒の各羽の基部は黄味がかった赤錆色を帯びている。

初列風切・次列風切は暗褐色で、各羽縁は灰鼠色である。三列風切・大、中、小雨覆、初列雨覆、小翼羽は灰鼠色、尾は灰鼠色である。

嘴色は秋季は褐色、春季は黄色。虹彩は褐色。脚色は褐色を帯びた黄色。脛羽は黄味がかった赤錆色。

【雌】
頭上はやや褐色を帯びている。腮・喉には黒褐色の明瞭な軸斑があり、胸は白色で、灰褐色の明瞭な軸斑がある。

下尾筒の各羽の基部は雄よりオリーヴ色が強いが、ほかは雄と同様である。

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

卵の形質

卵は淡緑青色または緑青色などの地に赤褐色、濃赤褐色、淡赤褐色などの斑点が散在し、ときには斑点がやや不明瞭なものもある。

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

生態

生息環境

平地や低山のしげった森林に単独、または小群で生息し、開けた場所にはあまり出てこない。

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

食性

動物質では昆虫類の鞘翅目(例えばオサムシ、ハムシ)、鱗翅目(例えばガの幼虫)、膜翅目(例えばアリ)などを捕り、ときには植物質の実も啄む。

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

鳴き声

美しい声で早朝から夕刻まで囀り続ける

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最終更新日:2020-05-26 キノボリトカゲ

産卵

森林中で繁殖する。巣は樹枝上に営巣し、禾木科植物の茎、小根、および泥土を使用して椀形の巣をつくり、産座には細茎と細根を敷き、巣の外径 11~12 m、内径 7~8 cm、深さ 3~4 cm、高さ 5~7.5 cmくらいである。産卵期は5月から6月頃までである。1巣卵数は4~5個。

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種・分類一覧