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- オウギワシ(Harpia harpyja)について

オウギワシ(Harpia harpyja)
【IUCN】現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
- 【 学名 】
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Harpia harpyja (Linnaeus, 1758)
基本情報
形態
- 成鳥の形質
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巨大な体に鋭く湾曲した大きな嘴と爪をもち、南アメリカに生息するタカ目の中で最も強く、攻撃的。
頭には黒い扇形の冠羽をもつ。羽色は上面と胸が黒く、腹が白い。頭は明るい灰色で、尾は黄褐色に黒い横斑がある。
参考文献
最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ
生態
- 食性
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オマキザル・ナマケモノ・オポッサム・ハナグマ・キノボリヤマアラシなどの中型獣のほか、コンゴウインコ・ホオカンチョウなどの鳥も捕食。
密林の樹間を時速 60~80 kmの速さで飛行し、獲物の動きを見るとおそいかかる。
参考文献
最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ
- ライフサイクル
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繁殖期は1~5月ころで、密林中のいちばん高い木に巣を造り、黄色に淡い褐色斑がある卵( 80~71 × 60~57 mm)を2個産む。
参考文献
最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ
- 子育て
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育雛の期間も長く100日を超すと思われる。
ある野生の親は5日、ときには14日も餌を持ち帰らず、雛は空腹のあまりその餌に襲い掛かったという。
参考文献
最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ