- 解説一覧
- ナキイスカ(Loxia leucoptera)について
ナキイスカ(Loxia leucoptera)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Loxia leucoptera J. F. Gmelin, 1789
基本情報
- 大きさ・重さ
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・嘴峰:16~19 mm
・翼長:84~94 mm
・跗蹠:15~17 mm
・尾長:56~62 mm
・卵:長径 20.8~23.5 mm × 短径 14.7~16.6 mm
参考文献
- 清棲幸保 1955 ナキイスカ, 清棲幸保(著) 日本鳥類大図鑑Ⅰ. 講談社. 71.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 分布
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全北区。北半球の温帯・亜寒帯に広く分布し、針葉樹林で繁殖する。日本には主に冬鳥として渡来するが数は少ない。
参考文献
- 中村雅彦 1995 ナキイスカ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 119.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 別名・方言名
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もともとシマイスカと呼ばれていた
参考文献
- 吉井正 2005 ナキイスカ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 349.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 分類学的位置付け
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スズメ目 アトリ科
参考文献
- 吉井正 2005 ナキイスカ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 349.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
形態
- 成鳥の形質
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【雄】
額・頭上・後頭・頸・耳羽の一部、頬・喉は淡朱色で、各羽の基部は灰黒色である。
眼先から眼の後方まで黒褐色の不明瞭な過眼線が走り、腮は灰白色である。
肩羽は黒褐色で、各羽縁は淡朱色、背は黒褐色で、各羽縁は淡朱色である。
胸・腹・腰は淡朱色で、各羽の基部は灰黒色、腰の中央は灰白色である。
脇・上尾筒は淡朱色で、上尾筒の先端の各羽は黒褐色で、各羽縁は淡朱色を帯びた灰白色である。
下尾筒は黒褐色で、各羽には白色の幅の広い縁がある。
翼は石盤黒褐色で、初列風切および次列風切の羽縁と外弁には淡朱色を帯びた灰白色の細い縁があり、三列風切および大雨覆の羽端には幅の広い白色の帯がある。
中・小雨覆には灰白色または淡朱色の細い縁がある。初列雨覆・小翼羽には灰白色の縁がある。
尾は石盤黒褐色で、羽端と外弁には淡朱色を帯びた灰白色の細い縁がある。
腋羽は灰白色で、羽縁は灰白色、嘴色は褐色、虹彩は褐色、脚色は褐色、脛羽は灰白色。
【雌】
雄の淡朱色の部分は全淡オリーヴ色である。
頭部・頸・胸・腹・脇の各羽には灰褐色の軸斑がある。
下尾筒は褐色で、白色の幅の広い縁がある。ほかは雄と同様である。
参考文献
- 清棲幸保 1955 ナキイスカ, 清棲幸保(著) 日本鳥類大図鑑Ⅰ. 講談社. 71.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 卵の形質
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卵は緑白色の地に暗紫色の大きな斑が疎在する。
参考文献
- 清棲幸保 1955 ナキイスカ, 清棲幸保(著) 日本鳥類大図鑑Ⅰ. 講談社. 71.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
生態
- 生息環境
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イスカの群れに混じって落葉広葉樹林帯のマツ林やカラマツ林などに生息する。
参考文献
- 中村雅彦 1995 ナキイスカ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 119.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 食性
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採食習性はイスカに似ているが、くちばしはイスカより小さいため、主にカラマツなどの小さくて柔らかい球果の種子を食べる。
参考文献
- 中村雅彦 1995 ナキイスカ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 119.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- ライフサイクル
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繁殖期は3~8月、一夫一妻で繁殖する。巣は椀形で、針葉樹につくる。1巣卵数は3~4個。
参考文献
- 中村雅彦 1995 ナキイスカ, 中村登流、中村雅彦(著) 原色日本野鳥生態図鑑:陸鳥編. 保育社. 119.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ
- 鳴き声
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イスカより澄んだ声でチップ、チップ、チップと啼き、囀りはイスカより巧みである。
参考文献
- 清棲幸保 1955 ナキイスカ, 清棲幸保(著) 日本鳥類大図鑑Ⅰ. 講談社. 71.
最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ