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オジロビタキ(Ficedula parva)の分類 ヒタキ科(Muscicapidae)
オジロビタキ(Ficedula parva)の概要 キビタキ属(Ficedula)

オジロビタキ(Ficedula parva)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Ficedula parva (Bechstein, 1792)

基本情報

大きさ・重さ

・嘴峰:9-11 mm
・翼長:雄 66-72 mm 雌 65-68 mm
・跗蹠:16-18 mm
・尾長:46-57 mm
・体重:10-14 g
・卵:長径 17-18 mm × 短径 13-13.5 mm

参考文献

最終更新日:2020-05-25 キノボリトカゲ

分布

稀に見られる旅鳥または冬鳥、繁殖地はカムチャッカからヨーロッパ西部にかけてのユーラシア中・北部で、越冬地はパキスタン、東南アジア、中国南部など、2~3亜種が知られ、日本へ現れるものは東経50°のロシア・キーロフあたりから東で繁殖する F. p. albicilla 。

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学名の解説

種小名は小さいという意味。

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分類学的位置付け

スズメ目 ヒタキ科

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形態

成鳥の形質

【雄】
額・頭上・後頭・後頸・耳羽は灰褐色、頸側は灰鼠色、眼の周囲は灰白色、腮・喉・胸は赤錆色を帯びた赤黄色で、春季と秋季は濃く、夏季は淡いのが常である。

背・肩羽・腰は灰褐色、腹は白色、脇・下尾筒は赤錆色を帯びた白色である。

上尾筒は黒色に近い黒褐色で、羽端は褐色である。下雨覆・腋羽は赤錆色を帯びたクリーム色である。

風切羽は暗褐色、外弁には灰褐色の縁があり、内弁には灰白色の縁がある。大、中、小雨覆は灰褐色である。

尾は中央の1対は黒色に近い黒褐色であるが、ほかの尾は白色で、先端の部分は黒色に近い黒褐色である。

嘴色は褐色、下嘴は淡色。虹彩は暗褐色。脚色は暗褐色。

【雌】
喉・胸は雄より褐色を帯びている。

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幼鳥の形質

雌成鳥に類似する。

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卵の形質

卵は淡青色、クリーム白色などのほかに赤褐色の斑点が散在する。

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生態

生息環境

主に森林の鳥で、夏季繁殖期ではトドマツ、エゾ松などの原生林や針葉樹と落葉濶葉樹との混淆林または落葉濶葉樹林、灌木林などに生息している。

渡りのときには森林、灌木林、農耕地、村落付近などに生息する。

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食性

昆虫食を主食とし、オサムシ、ハエ、カ、アブラムシなどを好んで食物とし、植物質ではスグリやノイバラの実を食物とする。

おもにフライングキャッチで昆虫をとらえる。

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鳴き声

樹梢にとまってピョピピ、ピョピピ、ピョピピ、ピョピピとさえずり、ときにはキュ、キュ、あるいはギ―ギ―などと鳴くこともある。

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産卵

産卵期は5月中旬から6月頃までで、年に1回繁殖する。1巣卵数は5-6個で、稀に4個、7個の例もある。

巣は喬木の地上から 4-6 m位の高さの樹洞や、稀には 20 m、ときには 4 m以下の高さにある樹洞を利用する。

ときには切り株や岩の孔などを利用することもある。

コケ類、枯れ茎、小枝などを主材として椀形の巣をつくり、産座には獣毛とクモの糸を混じて敷く。

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特徴的な行動

単独や雌雄で生活し、喬木の梢近くの枝葉の間をあちこちと枝移りして餌を漁る。

ときには樹梢や生垣などにじっととまり、時折り飛び上がって、飛んでいる昆虫を啄み、また元の枝に舞戻るが、その動作は敏捷である。

飛翔中や樹枝にとまる時には黒白の著しく目立つ尾をピリピリと振り動かす。

ときには俊敏に地上に舞い降りて餌を捕らえ、また直ぐ枝上に舞戻ることもある。

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種・分類一覧