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アナホリフクロウ(Athene cunicularia)の分類 フクロウ科(Strigidae)
アナホリフクロウ(Athene cunicularia)の概要 Athene

アナホリフクロウ(Athene cunicularia)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Athene cunicularia (Molina, 1782)

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:体長 18~25 ㎝

参考文献

最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ

分布

南北アメリカに分布し、北方のものは冬期に南下。北米では渡りをし、中米で越冬するが、南米の個体群は留鳥である。

参考文献

  • 吉井正 2005 アナホリフクロウ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 33.

最終更新日:2020-06-15 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

フクロウ目 フクロウ科

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形態

成鳥の形質

羽角はなく、頭は小さく丸い。淡色の顔に白い眉と黄色の眼。

上面と胸は褐色で橙色の斑点、腹は淡色に褐色横斑がある。細長い足には毛状羽が趾まではえる。

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生態

生息環境

草原、砂漠、農地など丈の低い草がまばらに生えているところ、空港、ゴルフコース

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食性

木のない開けた草地に生息し、日中も夜間も活動して主に昆虫や小哺乳類を捕る。

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天敵

スカンクやヘビなどに卵を捕食され、西インド諸島の島では19世紀末に移入されたマングースのために短期間で絶滅した。

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活動時間帯

昼間に活動することが多い。

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鳴き声

柔らかい<トゥート、トゥー(toot too)>という声でなわばりを主張し、外敵が巣に近づくと、親鳥は耳障りなガラガラという声を出す。

雛も進退きわまるとこのガラガラヘビのような音を立てる。

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産卵

プレーリードックなどがつくった穴を巣として利用。自分で掘ることもある。

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特徴的な行動

一日の大半を巣穴の入り口や小高い丘、柵の支柱などに止まって過ごし、日光に目をパチクリさせたり驚くと急に上下に体をゆすったりする。

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その他生態

ときには哺乳類やほかの鳥と同居することもある。

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