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カラフトフクロウ(Strix nebulosa)の分類 フクロウ科(Strigidae)
カラフトフクロウ(Strix nebulosa)の概要 フクロウ属(Strix)

カラフトフクロウ(Strix nebulosa)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Strix nebulosa J. R. Forster, 1772

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:体長 65~70 ㎝
・成鳥翼開長:1.5 m以上になる

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最終更新日:2020-06-12 キノボリトカゲ

分布

ユーラシア・北アメリカの亜寒帯の森林に生息。数は多くない。

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最終更新日:2020-06-12 キノボリトカゲ

亜種・品種

S. n. nebulosa:北アメリカに生息。次亜種に比べ腹側に横縞や斑点が多い反面、縦縞は少ない。
S. n. lapponica:ユーラシアに生息。

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別名・方言名

ラップランドフクロウ

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分類学的位置付け

フクロウ目 フクロウ科

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人間との関係

フクロウ類は非常に勇敢に巣を守るものが多いが、本種もそのひとつで、決然とした攻撃をくり返し、人間にさえ立ち向かって重傷を負わせることもある。

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形態

成鳥の形質

雄は雌より小さい。上・下面の体色は灰白色で暗褐色の縦斑と横斑をもつ。

羽角はなく、灰色の顔が大きい。黄色の小さな眼を中心の同心円状に暗色の縞がある。

風切と尾に横帯がある。趾まで羽毛におおわれる。

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生態

生息環境

寒帯の密生した成熟林

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食性

ネズミやトガリネズミ類を捕食する

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活動時間帯

夜だけでなく、しばしば日中にも活動する。

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産卵

北ヨーロッパでは、ほとんどがほかの猛禽類の古巣で繁殖を行うが、切り株や立ち枯れた木の幹、あるいは地上に営巣するものもあり、少数だが人工的につくられた巣や巣箱を利用するものもいる。

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子育て

ふつう一夫一妻で、雛には雌雄で食べ物を与える。

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特徴的な行動

深い雪の中で、明らかに聴力だけを頼りに獲物を捕ることもできる。

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種・分類一覧