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キバタン(Cacatua galerita)の分類 インコ科(Psittacidae)
キバタン(Cacatua galerita)の概要 Cacatua

キバタン(Cacatua galerita)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Cacatua galerita (Latham, 1790)

基本情報

大きさ・重さ

・全長:45~55 ㎝

参考文献

最終更新日:2020-06-16 キノボリトカゲ

分布

ニューギニア・アル―諸島・オーストラリア北東部に分布し、標高 1400 m以下の低地の森や草原に生息。

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生息状況

ニューギニアでは狩猟の結果かなりの被害を被っている。

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和名の解説

英名の Sulphur-crested は、黄色の冠羽のという意味。

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人間との関係

穀物を食べる害鳥として嫌われることもたびたびで、ときには撃たれたりもする。

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形態

成鳥の形質

全身が白色で、長く黄色い冠羽をもつ。嘴と足は黒い。

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幼鳥の形質

嘴の色が淡い。ろう膜が白い。

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地理的変異

オーストラリアの南部の何か所かでは数百羽の大きな群れをつくるが、オーストラリアの熱帯やニューギニアでは20羽以上の群れはまず見られない。

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生態

生息環境

さまざまな樹林。草原、畑、海岸など。市街地の公園や庭などにも生息。あまり乾燥した環境では見当たらない。

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食性

種子や果実、ヤシの実、昆虫。

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ライフサイクル

非繁殖期には大群をなすが、繁殖期になると群れは分かれる。抱卵は雌雄交代で行う。

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鳴き声

ギャーギャーとけたたましく鳴く。

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産卵

つがいだけで通常は水辺近くのユーカリの木にあいた垂直の空洞に巣をつくる。産卵数は2~3。

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特徴的な行動

つがいか数羽で見られることが多いが、畑などに数百羽の群れで降りていることもある。

ねぐらでは繫殖していない個体を中心に数百羽が集まって休む。(松井, 2018)

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その他生態

群れが地上で採餌しているあいだ、数羽が近くの樹上で見張りに立ち、大きなしわがれ声で危険を知らせる。(Perrins, 1996, 165)

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種・分類一覧