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オオハナインコ(Eclectus roratus)の分類 インコ科(Psittacidae)
オオハナインコ(Eclectus roratus)の概要 Eclectus

オオハナインコ(Eclectus roratus)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Eclectus roratus (Statius Muller, 1776)

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:体長 38~45 ㎝

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

分布

インドネシアの小スンダ列島・マルク諸島からニューギニア・ソロモン諸島のほか大スンダ列島のスンバ島とオーストラリアのヨーク岬半島にも分布。

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最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ

生息状況

まだ生息数は多いが、一部地域ではペット業者が乱獲してかなり減少している。

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亜種・品種

何亜種かがあり、雌の模様は亜種ごとに異なる。

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別名・方言名

雄をオオムラサキインコともいう。

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分類学的位置付け

オウム目 インコ科

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形態

成鳥の形質

雄は全身が緑色、雌は全身がほぼ赤色で、色彩が異なるために別種に分類されたこともある。

最も分布の広い亜種オオハナインコ E. r. polyn-chloros の雄には脇に赤斑があり、尾は黒く先端が黄色。

雌の腹は赤紫色。雄の上嘴は橙黄色で、下嘴は黒い。雌は上下とも黒い。

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生態

食性

果実や種子、堅果、漿果、芽、花、花蜜などで、すべて梢で手に入る。

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ライフサイクル

つがいまたは小グループでやかましく鳴きながら餌を探して林冠部を広く移動する。

夕方にはディスプレー飛行をしながら、80羽ほどの大きな群れになってねぐらにつく。

集団で繁殖するらしく、つがいが2羽の雛を育てるのをほかの成長が手伝うことがある。

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産卵

雨林地帯の水辺の木に垂直な大きい空洞を見つけて巣をつくる。

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関連情報

その他

緑の葉に隠れて採食するとき、羽毛の色の違いから雄より雌が目立つが、これはインコの仲間では珍しい。

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種・分類一覧