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オニアジサシ(Hydroprogne caspia)の分類 カモメ科(Laridae)
オニアジサシ(Hydroprogne caspia)の概要 Hydroprogne

オニアジサシ(Hydroprogne caspia)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Hydroprogne caspia (Pallas, 1770)

基本情報

大きさ・重さ

・嘴峰:64~72 mm
・翼長:380~421 mm
・跗蹠:43~48 mm
・尾長:130~153 mm
・体重:560g 位
・卵:長径 55~72.3 mm × 短径 40.5~46.5 mm 平均長径 64 mm × 短径 44.4 mm

参考文献

  • 清棲幸保 1954 オニアジサシ, 清棲幸保(著) 日本鳥類大図鑑Ⅲ. 講談社. 789-790.

最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ

分布

コスモポリタンで、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸などに点々と分散して繁殖分布し、アフリカ大陸、インド、ニューギニア島、オーストラリア大陸、中央アメリカなどで越冬する。

日本には滅多にあらわれない迷鳥で、本州・九州・南西諸島に記録がある。

参考文献

  • 中村登流 1995 オニアジサシ, 中村雅彦、中村登流(著) 原色日本野鳥生態図鑑:水鳥編. 保育社. 122.

最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

チドリ目 アジサシ科

参考文献

  • 吉井正 2005 オニアジサシ, 吉井正(監修) 三省堂編修所 (編) 三省堂世界鳥名事典. 三省堂. 114-115.

最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

【雄雌夏羽】
額・頭上・後頭・後頸は黒色、眼先の一部および眼の下、眼の後方は眼の高さ位まで黒色で、上嘴の基部の眼先の一部および頸側・頬・腮・喉は白色である。

背・肩羽・腰は灰鼠色で、胸・腹・脇・上尾筒・下尾筒は白色である。

下雨覆・腋羽は白色。風切羽は灰鼠色で、初列風切の内弁は石盤灰色である。

雨覆羽は灰鼠色。尾は灰白色である。嘴色は赤色、虹彩は暗褐色、脚色は黒色。

【雄雌冬羽】
夏羽に酷似するが、頭上には白色の斑がある。

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最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ

幼鳥の形質

【雛】
孵化直後の雛は全身に著しく長い幼綿羽が密生し、幼綿羽の先端は毛の様に尖る。

頭上と頸はクリーム灰色で、各幼綿羽の基部は暗褐色である。体の上面はクリーム灰色で黒褐色の小斑点が散在する。

体の下面はクリーム白色で、喉と腮は暗色である。

【幼鳥】
成鳥冬羽に類似するが、頭上には白色の斑があり、体の上面には暗色の斑がある。嘴色は暗オレンジ黄色。脚色は暗褐色である。

参考文献

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卵の形質

卵は黄白色、黄褐色、淡褐色などの地に暗褐色、赤褐色、黒褐色などの斑紋や斑点と灰色の斑点とが疎らに散在する。

参考文献

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生態

生息環境

海岸から内陸にかけての干潟、河口部、浅く水につかる湖沼などに現れ、水深が浅い湖沼、アルカリ湖の砂地や砂利地、岩石地などで繁殖する。

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食性

主として魚食で、水面上 3~20 mぐらいを飛びまわり、くちばしを下に向けて魚を探し、頭から飛び込んで捕まえる。

くちばしを開いて下顎を水に入れたまま飛ぶ方法をとることもある。

ほかにも、軟体動物、甲殻類や鳥類の卵や雛を食することもある。

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ライフサイクル

繁殖期は5~7月、一夫一妻で繁殖する。砂地や岩の上に直に産卵する。1巣卵数は2~3個、両親が抱卵し、雛の世話をする。

20~22日ぐらいで孵化し、30~35日ぐらいで独立する。コロニーで繁殖する。

参考文献

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鳴き声

クラッ、クラッ、クラッまたはクアー、クアー、クアーなどと太い声で喧しく啼き、飛翔中に啼くことが多い。

参考文献

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特徴的な行動

繁殖期以外には単独または雄雌で、海岸や湖面の上などを鴎に似た姿で翼を緩慢に羽搏き、悠々と飛翔しつつ餌を探し求める。

翼を烈しく羽搏いて停空飛翔をしつつ餌を探し、獲物を発見すると空中から水面に矢のように素早く落下して魚類を捕らえる。

時々地上に降りたり、杙に止まったりして休むが、このときには後頭の黒色の羽冠を立てているのが常である。

参考文献

最終更新日:2020-05-27 キノボリトカゲ

種・分類一覧