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ヘビクイワシ(Sagittarius serpentarius)の分類 ヘビクイワシ科(Sagittariidae)
ヘビクイワシ(Sagittarius serpentarius)の概要 Sagittarius

ヘビクイワシ(Sagittarius serpentarius)

危急 (VU)

【IUCN】絶滅の危険が増大している種

【 学名 】
Sagittarius serpentarius (J. F. Miller, 1779)

基本情報

大きさ・重さ

・成鳥全長:125~150 cm
・翼長:雄 63~67 ㎝ 雌 61~66 ㎝
・尾長:67~85.4 ㎝
・体重:3405~3809ℊ

参考文献

最終更新日:2020-06-16 キノボリトカゲ

分布

サハラ以南のアフリカ。

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学名の解説

種小名 serpentarius は「ヘビの」という意味。

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分類学的位置付け

タカ目 ヘビクイワシ科

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形態

成鳥の形質

全身が淡灰褐色で、頭には長い黒褐色の冠羽を5~6本もつ。尾羽は長く、灰色で先端近くに幅広い1本の黒帯がある。

翼は黒褐色。足は桃色で長く、腿は灰黒色。下尾筒は黒く、上尾筒は白い。眼の周りは裸出して赤い。嘴は鉛色、蝋膜は黄色。

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卵の形質

卵は緑白色をしている。

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生態

生息環境

開けたサバンナや草原に生息している。

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食性

長い竹馬のような足で、踏みつける方法をもってヘビを捕える。昆虫・小型哺乳類・鳥なども捕食。

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生殖行動

求愛時は長い脚と尾を後方に突き出し、不気味なうめき声をあげながらはるか上空を飛翔する。

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子育て

雌が2~4卵を約45日間抱卵する。雛は孵化から10~11週間後に離巣する。

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特徴的な行動

地上を計算された慎重な足取りで歩き回って獲物をあさる。

巣は枝木を用い、直径 2.4 mにも達する巨大な平皿形の物を作る。

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種・分類一覧