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アメリカチョウゲンボウ(Falco sparverius)の分類 ハヤブサ科(Falconidae)
アメリカチョウゲンボウ(Falco sparverius)の概要 ハヤブサ属(Falco)

アメリカチョウゲンボウ(Falco sparverius)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Falco sparverius Linnaeus, 1758

基本情報

大きさ・重さ

・全長:約 21.5 ㎝
・翼長:17.4~20.7 ㎝
・尾長:11.6~14.2 ㎝
・体重:109~119 ℊ
・卵:39~31 ㎜ × 32~26 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

分布

南北アメリカや西インド諸島に分布。北方のものはパナマに渡って越冬。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

亜種・品種

F. s. sparverius:北アメリカに広く生息する。
F. s. sparveroides:キューバ島とピノス島に生息し赤栗色。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

別名・方言名

アメリカでは Sparrow Hawk ということがある。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

分類学的位置付け

タカ目 ハヤブサ科

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

形態

成鳥の形質

頭は灰色で、頭頂の中央には栗色の円斑がある。眼の下にひげ状の黒斑、耳羽外側に黒斑がある。

後頭は黄褐色で、左右に1つずつ黒斑がある。背は栗茶色、翼は灰色、尾羽は栗茶色で先端近くに幅広い黒帯がある。

下面はクリーム色で、栗ハート形斑がある。下尾筒は白い。足と蝋膜は黄朱色、嘴は鉛色、虹彩は褐色。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

卵の形質

白またはクリーム白色に桃色や褐色斑が混ざる卵。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

地理的変異

大きさと羽色にかなりの地理的変異があり、雄では違いが特に著しい。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

生態

生息環境

密林、沙漠、草原や丘陵地に生息。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

食性

獲物は昆虫などの無脊椎動物、小型のヘビ、トカゲ、鳥、コウモリなどの小型哺乳類。

止まり木から急降下するか、獲物の頭上でホバリングした後急襲。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

ライフサイクル

野生の鳥の寿命はせいぜい2~5年らしい。

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鳴き声

クリー、クリー、クリーまたはキリー、キリーと啼く。

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産卵

樹洞によく営巣し、産卵数は3~7個である。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

子育て

抱卵は29~30日で、約30日で雛は巣立つ。

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最終更新日:2020-05-22 キノボリトカゲ

種・分類一覧