- 解説一覧
- アフリカハゲコウ(Leptoptilos crumeniferus)について

アフリカハゲコウ(Leptoptilos crumeniferus)
- 【 学名 】
-
Leptoptilos crumeniferus (Lesson, 1831)
基本情報
形態
- 成鳥の形質
-
頭と頸に羽毛がなく、桃色の皮膚が裸出。背・翼・尾は光沢のある黒色。
風切と雨覆は灰色で、新生羽のものでは中雨覆の羽縁が白い。襟巻・胸・腹は白色。嘴は黄緑色。足は黒灰色。
参考文献
最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ
生態
- 食性
-
腐肉や死肉を好むほか、バッタ・ヘビ・ネズミなども捕る。(吉井, 2005)
ライオンの獲物や人間の出すゴミにもしばしば寄ってくる。またフラミンゴのコロニーにも常時侵入し、卵と雛を捕食する。(Perrins, 1996, 72)
参考文献
最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ
- ライフサイクル
-
コロニーをつくって高木や崖、地域によっては建物にも営巣し、白色無斑の卵(約 80×57 mm)を2~3個産む。
雌雄で約30日抱卵し、飛べるようになるまで113日要し、孵化後約130日かかって独立。
参考文献
最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ
- 生殖行動
-
成鳥には頸の前に垂れ下がる大きな頸嚢がある。この嚢には鼻孔と連動して膨張・収縮する気嚢のはたらきがある。
この嚢が、ときに言われてきたような食物を蓄えるそ嚢でないのは確かであり、求愛ディスプレーで何らかの役割を担っているらしい。
参考文献
最終更新日:2020-06-11 キノボリトカゲ