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ハコネウツギ(Weigela coraeensis)の分類 Caprifoliaceae
ハコネウツギ(Weigela coraeensis)の概要 Weigela

ハコネウツギ(Weigela coraeensis)

【 学名 】
Weigela coraeensis Thunb.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:3~4 m

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最終更新日:2020-04-27 キノボリトカゲ

花期

5~6月

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分布

北海道南部、本州、四国、九州に分布する。

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学名の解説

属名はドイツ人の化学者ウェイゲルにちなんでつけられた名。

種小名 coraeensis は朝鮮半島産(高麗産)の意味である。

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和名の解説

「箱根」の名がつくが、箱根には自生しておらず、誤認したもの。

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別名・方言名

ベンケイソウノハナ、ヤマウツギ、フジウツギ(藤空木)/カツツキ(青森)、シモウツギ(神奈川、山梨)、スイバナ(長野、山梨)、ダテバナ(和歌山)、オーカメバナ(奈良)、メクラツゲ(香川)

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分類学的位置付け

スイカズラ科 タニウツギ属

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人間との関係

庭園樹や切り花にもされる。葉は牛馬の飼料に、材は木釘や小楊枝、昆虫標本のピン台をつくるのに用いる。

北海道や東北地方では、畑地などの生垣として利用する。

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最終更新日:2020-04-27 キノボリトカゲ

形態

葉の形質

葉は有柄で対生し、葉身は広楕円形から倒卵形で長さ 8~15 ㎝。

先はとがり、基部は広いくさび形で、縁にきょ歯があり、質はやや厚く、表面は光沢がある。葉柄は長さ 1~1.5 ㎝。

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茎(幹)の形質

若枝は緑色で無毛、のちに皮目を散生する。古くなると灰黒色で稜があり、樹皮は縦に裂ける。

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花の形質

枝先や葉えきから短い花序の柄を出し、2~8個の花をつける。包は線状皮針形、有毛で長さ 0.2~1.2 ㎝。

子房は無毛。がく片は5個、線形で長さ 0.9~1.2 ㎝、やや無毛。

花冠は先が5裂した鐘状の漏斗形で長さ 3~4 ㎝、筒部は中央から基部に向けて急に細まり、初め白色で、のちに次第に紅色となる。

雄しべは5個、花糸は細い筒部の上まで合生し、離生部は花より短く、基部は有毛。花柱は細長く、長さ 2.5~3 ㎝、花冠より出ない。

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果実の形質

さく果は円柱形で長さ 2.5~ 3 ㎝、縦に2片に裂開する。

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種子の形質

種子は楕円形で縁に狭い翼があり、長さ 0.15 ㎝。

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似ている種 (間違えやすい種)

ニオイウツギ

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生態

生育環境

海岸近くに生えるほか、栽培される。

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種・分類一覧