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オオイヌノフグリ(Veronica persica)の分類 Plantaginaceae
オオイヌノフグリ(Veronica persica)の概要 Veronica

オオイヌノフグリ(Veronica persica)

【 学名 】
Veronica persica Poir.

基本情報

花期

3~4月

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

原産地

ヨーロッパ

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

学名の解説

学名の Veronica は聖者の名前で、ギリシャ語で vera(真)+ eicon(像)の意味である。

ベロニカはキリストが十字架を背負って刑場に送られる途中で、彼が涙を拭ったそのハンカチに、キリストの像が写ったという奇跡が伝えられている聖者の名である。

参考文献

  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

和名の解説

イヌノフグリという名は、結んだ実の形がイヌのフグリ(睾丸あるいは陰嚢)に似ていることに由来した和名であり、この名を名乗っている植物より大きいというのでオオを冠している。

参考文献

  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

別名・方言名

別名:ルリカラクサ(花の色からつけられた)、オオヒョウタングサ(果実の形をひょうたんに見立てた)、オオハタケクワガタ(ハタケクワガタは畠にある鍬形の意で、その果実の形から来ている)

参考文献

  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

分類学的位置付け

ゴマノハグサ科

参考文献

  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

人間との関係

1877年頃東京に帰化し、全国に広まっている。

詩歌では、オオイヌノフグリをイヌノフグリと詠んでいる。「犬のふぐり寒む寒む土手に咲きつれて冬もをはりの風つよく吹く」(山田武匡)

オオイヌノフグリは、暖地では冬でも日だまりに咲いている。北国の寒地でもまた、凍てつく早春に咲く春を告げる野草となっている。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.
  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

形態

葉の形質

葉は茎の下部のものは対生、上部のものは互生し、卵円形で 1~5 mmの柄があり、縁には先の鋭い大きな鋸歯がある。

両面に毛を散生し、長さ 7~18 mm、幅 6~15 mmである。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

茎(幹)の形質

茎は分枝して横に広がり、長さ 10~40 cmになり、毛を散生する。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

花の形質

茎の上部の葉腋に1個ずつ青紫色の花をつける。花柄は長さ 1~2 cmで、白い毛が生える。がく裂片は長楕円状披針形で、先はやや尖る。

花冠はるり色で深く4片に裂け、径 7~10 mmである。筒部はごく短いため平たい花にみえる。日中群がって開花し、夕方には閉じる。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.
  • 山田卓三 1992 オオイヌノフグリ, 山田卓三(著) 山田卓三(監修) 野草大百科. 北隆館. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

果実の形質

蒴果はやや平たい倒心形で先はへこみ、その両端はやや尖り、長さ 4 mm、幅 6~7 mmである。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

種子の形質

種子は大きく舟形で、表面にしわがあり、長さ 2 mmである。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

生態

生育環境

路傍や畑によく見られる。

参考文献

  • 山崎敬 1982 オオイヌノフグリ, 北村四郎(著) 佐竹義輔、大井次三郎 、北村四郎、亘理俊次、冨成忠夫 (編) 日本の野生植物 草本Ⅲ 離弁花類. 平凡社. 111.

最終更新日:2020-05-25 ハリリセンボン

種・分類一覧