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ヒメシャラ(Stewartia monadelpha)の分類 Theaceae
ヒメシャラ(Stewartia monadelpha)の概要 Stewartia

ヒメシャラ(Stewartia monadelpha)

【 学名 】
Stewartia monadelpha Siebold & Zucc.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:10 m

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最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉高木

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花期

6~7月

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分布

本州中部・関東以南、四国、九州に分布している。

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学名の解説

種小名 monadelpha は単体雄しべの意味。

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分類学的位置付け

ツバキ科 ナツツバキ属

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人間との関係

庭園樹、公園樹に用いる。

材は辺材と心材の区別が明確でなく、桃褐色から帯紫褐色を示し、気乾比重約 0.75 でやや重い。

農具の柄などの器具材、彫刻材、器具などに用い、滑らかで樹皮が美しいので皮つきのまま床柱にする。

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最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ

形態

葉の形質

葉は互生、有柄、葉身は長卵形または長楕円形で鋭尖、鋭脚、葉質はやや薄い。

葉縁には低いきょ歯がある。長さ 5 ㎝前後。

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茎(幹)の形質

幹は単幹、双幹、株立ちがある。樹皮は平滑で淡赤褐色で光沢がある。枝は上向き箒状、細枝はジグザグに出る。

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花の形質

花は当年枝にえき生する。花色は白色、がく5個、花弁は5個あり、外面には白絹毛が密生し下部は合着する。花径は 2~2.5 ㎝。

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果実の形質

果実は円錐状卵形、長さ 1.5~1.8 ㎝、径 1 ㎝。

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種子の形質

種子は長さ 0.5 ㎝、倒卵形で暗褐色、狭翼がある。

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芽生え・幼木の形質

冬芽は褐色の軟毛を密生する。

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似ている種 (間違えやすい種)

ナツツバキ

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生態

生育環境

向陽地、肥沃地を好み自生する。中庸樹で適湿地を好む。生長はやや早い。樹林に混植して幹や根元に日があたらぬようにする。

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その他生態

繫殖は実生、さし木による。実生は採種後種子を土中に埋蔵し、春に播種する。発芽率は中ぐらい。

手入れはほとんど必要ない。枝が混みすぎると花つきが少なくなるので、太枝では切り詰めないで中枝で枝抜きをする。

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関連情報

病害虫

カミキリムシ類が幹に食い入る。

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種・分類一覧