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アジサイ(Hydrangea macrophylla)の分類 Hydrangeaceae
アジサイ(Hydrangea macrophylla)の概要 Hydrangea

アジサイ(Hydrangea macrophylla)

【 学名 】
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Seringe

基本情報

草丈・樹高

・樹高:2 m

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最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

6~7月頃

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分布

本州(関東、東海)、伊豆七島、四国(高知)、九州南部、小笠原に分布。

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学名の解説

属名は「水 hydor」+「容器 angeion」でさく果の形から。種小名は「大きな葉の」。

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和名の解説

花の周りに装飾花があるようすを額にたとえた。

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亜種・変種・品種

ヤマアジサイ、エゾアジサイ、アマチャ、ベニガク

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別名・方言名

ガクバナ、ガク/キツネノシンゲン(千葉)、アッサノキ、ジイシバ、ズイノキ(伊豆、三宅島)、カンジョーシバ(伊豆、八丈島、青ヶ島)

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分類学的位置付け

ユキノシタ科 アジサイ属

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人間との関係

季題は「夏」。「美しや蒼黒き溝額の花 誓子」の句がある。

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形態

葉の形質

葉は対生、有柄。葉身は倒卵形で厚質、滑らかで光沢がある。

先端が鋭くとがり、基部はくさび形、縁は鈍いきょ歯となる。長さ 10~18 ㎝。

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茎(幹)の形質

幹はそう生し、古枝は灰白色。縦に多くのすじ状の浅い割れ目がある。若枝は微毛があるかまたはほとんど無毛、淡緑色。

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花の形質

枝先に大きな散房花序をつけ、周囲には少数の大きな装飾花を、中央には多数の淡紫色の両性花を開く。

装飾花は直径 0.5 ㎝ぐらいで、がく片は4~5個、大形で花弁状となる。

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果実の形質

さく果は倒卵形で、先に花柱を宿存。径 0.3 ㎝。

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芽生え・幼木の形質

冬芽は長卵形

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生態

生育環境

海岸付近の日あたりのよい草地、疎林地などに自生、または植栽される。陽樹。

強健で向陽の地を好むが、植栽の場合は半日陰地でもよい。

生長が早く、土性は選ばないが乾燥地は嫌う。都市環境でもよく育つ。

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その他生態

繫殖は実生、さし木、株分けによる。さし木は開葉前にさすとよくつく。移植は容易。

大きくなりすぎた場合は、花後、根もとまで切り追い肥する。混み合った枝は、7月中に枝抜きをする。

施肥は早春と開花後、油かすなどを施す。

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種・分類一覧