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ヒメウツギ(Deutzia gracilis)の分類 Hydrangeaceae
ヒメウツギ(Deutzia gracilis)の概要 Deutzia

ヒメウツギ(Deutzia gracilis)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Deutzia gracilis Siebold & Zucc.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:1 m

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最終更新日:2020-05-14 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

5~6月

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分布

本州(関東以西)、四国、九州に分布している。

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学名の解説

種小名 gracillis は繊細な、の意味。

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分類学的位置付け

ユキノシタ科 ウツギ属

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人間との関係

庭園樹、盆栽などに用いる。

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形態

葉の形質

葉は対生、有柄。葉身は皮針形または卵形で先端は長くとがり、基部はほぼ円形。

縁には細かな鋭いきょ歯がある。長さ 4~8.5 ㎝。

質やや薄く、表面は星状毛を疎生し、裏面は少し淡色で5~8分枝する星状毛を疎生するか、またはやや無毛。

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茎(幹)の形質

よく分枝する。樹皮は灰褐色で短冊状にはげる。若枝は細く無毛で緑褐色。

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花の形質

雌雄同株。枝先に円錐花序を出し、白い5弁の花を開く。

花序は毛がなく、がくには細かな星状毛がまばらにはえている。

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芽生え・幼木の形質

冬芽は卵状皮針形。

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似ている種 (間違えやすい種)

ブンゴウツギ

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生態

生育環境

山地の日当たりのよい所に自生する陽樹。向陽地のやや乾燥するところを好む。都市環境でもよく育つ。

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その他生態

繫殖は実生、さし木、株分けによる。実生と株分けは3月、さし木は3月または梅雨期がよい。

大株によると枝が乱れるので、3~4年生の古枝は冬に切り取る。施肥は寒肥を少量与える。

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関連情報

病害虫

灰斑病、サビ病

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種・分類一覧