・樹高:1 m
最終更新日:2020-05-13 キノボリトカゲ
・広葉樹、落葉低木
5月
本州中部の長野、山梨の亜高山帯に分布する。
日本
属名 Ribes はアラビア名 ribas からきている。種小名 sinanense は「信濃産の」の意味。
果実が酸っぱくて丸いため。
ユキノシタ科 スグリ属
果実を生食するほか、青いうちに塩漬けとする。またジャム、ゼリーに加工する。 スグリ類は世界で150種ほどが知られ、ヨーロッパやアメリカで栽培されているグーズベリー(gooseberry)はゼリーとしたり、ヨーグルトに入れて食用とされる。
葉は互生、または短枝に群生。円形で浅く3~5裂する。粗きょ歯縁、両面に短毛が散生する。
多数の枝を分枝し、枝条は鋭稜、葉えき下に3本の鋭いとげがある。
花は葉えきに単生、白く垂れ下がる。がくは筒状で先端が分かれ、そり返っている。 花弁は長さががくの半分ぐらいで直立している。
果実は液果で球形または長楕円形、表面滑らか。長い果便をもち下垂する。 熟すと赤褐色となり食べられる。酸味がある。直径 1~1.2 ㎝。
セイヨウスグリ、アメリカスグリ
夏季、冷涼な気候を好む。-35℃にも耐えるほどの耐寒性大。土壌を選ばないが、粘土質の土壌がよい。
繫殖は取り木かさし木による。 枝を地ぎわから15本くらい出させ、そう状に仕立てる。施肥は堆肥や鶏ふんを秋末に施す。