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マルバノキ(Disanthus cercidifolius)の分類 Hamamelidaceae
マルバノキ(Disanthus cercidifolius)の概要 Disanthus

マルバノキ(Disanthus cercidifolius)

【 学名 】
Disanthus cercidifolius Maxim.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:2~4 m

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最終更新日:2020-04-28 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、落葉低木

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花期

10~11月

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分布

本州(長野、愛知、岐阜、福井各県、近畿北部、広島県)、四国(高知県)。

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学名の解説

属名 Disanthus は2花という意味。種小名 cercidifolius はハナズオウ属 Cercis のような葉の、という意味。

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和名の解説

和名は、その葉が丸いことによってつけられた。

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別名・方言名

ベニマンサク

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分類学的位置付け

マンサク科 マルバノキ属

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人間との関係

庭園樹として利用される。

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形態

葉の形質

葉には長い柄があって互生し、卵円形または円形で基部は心臓形となり長さ 5~10 ㎝。

全縁で毛がなく、表面は緑色で裏面は帯白色となり、秋には紅葉して美しい。

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花の形質

紅葉した葉が落ちはじめる頃、葉えきに短い柄を出し、2個の暗紅色の花が背中合わせにくっつくようにして星形に開く。

がくは小形。花弁は5個、狭くて長く、先は糸状になる。5個の雄しべは短く、花柱は2本。

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果実の形質

さく果は2個並んでつき、翌年の花の時期になって熟す。初め緑色を帯びた白色であるが、のち暗褐色に変わり、短く4つに裂ける。

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種子の形質

黒い光沢のある種子が8~10個あり、はじけ飛ぶ。

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生態

生育環境

山地にはえる。肥沃な土壌で、やや湿気のあるところを好む。耐陰性があり、半日陰地で生育がよい。

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その他生態

繫殖は実生、さし木による。萌芽力はあるが、せん定はあまり強くやらない方がよい。寒肥として有機質肥料などをやる。

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種・分類一覧