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- アメリカザゼンソウ(Symplocarpus foetidus)について

アメリカザゼンソウ(Symplocarpus foetidus)
【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種
- 【 学名 】
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Symplocarpus foetidus (L.) Salisb. ex W.P.C.Barton
基本情報
- 人間との関係
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【薬効と用い方】
毒虫に刺され、かゆみのあるときに、葉や葉柄の汁を直接患部に塗る。
またアメリカでの民間療法として、葉や葉柄を採取し乾燥させてから、利尿、吐き気を止める目的で、煎じて服用している。
参考文献
最終更新日:2020-06-01 ハリリセンボン
形態
- 花の形質
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花序は葉に先立って出る。仏炎苞はふつう暗紫褐色まれに緑色、長さ 20 cm、径 15 cmになり、先端は尖る。
花序は長さ約 2 cm。花粉を出している黄色の葯を4個ずつつけているところが1つずつの花であり、赤褐色の鱗状のものはそれらの花被片の上半部の外側である。
参考文献
最終更新日:2020-06-01 ハリリセンボン
- 似ている種 (間違えやすい種)
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・ヒメザゼンソウ
ザゼンソウは花が終わってから葉が出るが、ヒメザゼンソウは葉が出てから咲くところが違う。北海道から本州の日本海側に産し、中国に分布する。
参考文献
最終更新日:2020-06-01 ハリリセンボン