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ユリノキ(Liriodendron tulipifera)の分類 Magnoliaceae
ユリノキ(Liriodendron tulipifera)の概要 Liriodendron

ユリノキ(Liriodendron tulipifera)

低危険種 (LC or LR/lc)

【IUCN】現時点での絶滅危険度の低い種

【 学名 】
Liriodendron tulipifera L.

基本情報

草丈・樹高

・樹高:20~30m
・幹径:0.5~1m

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最終更新日:2020-04-27 キノボリトカゲ

生活形

・広葉樹、常緑高木

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花期

5月

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分布

北海道南部、本州、四国、九州、沖縄。

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原産地

北米東部

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学名の解説

属名は「ユリleirion」+「木derdron」。種小名tulipiferaはチューリップ形の花が咲くの意味。

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和名の解説

属名と英名に基づいた名で、花の形が似ていることから。

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別名・方言名

ハンテンボク(葉の形が半纏に似ていることから)、ウッコンソウジュ、レンゲボク/ムラサキキク(青森)、ヨメナハギ(東京・八丈島)、ムスメナ(和歌山)、キクナ(鳥取、島根)、ペンペンクサ(福岡)

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分類学的位置付け

もくれん科ユリノキ属

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花言葉

あなたは私を幸福にするのを遅らせている(フランス)

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人間との関係

公園樹、庭園樹、緑陰樹、材は建築材、器具材、パルプ用材などに用いる。
日本には明治初年に渡来。生育が早く、大木になるため、アメリカ先住民はこの木から丸木舟をつくった。アメリカ合衆国インディアナ州の州花。
材は散孔材で、辺材は淡黄色、心材は緑色をおびた黄色、黄褐色から暗褐色を示す。気乾比重約0.47でやや軽軟。加工しやすく、合板、建築造作材、家具などに広い用途がある。材はふつうイエローポプラの名で取引される。

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形態

葉の形質

葉は線形で長さ1.5~2㎝、幅は0.15㎝内外であり、上面は濃緑色、下面は淡色で、その両側に2条の白色気孔線がある。

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茎(幹)の形質

幹は直立して分枝する。樹皮は暗灰白色、老樹では縦に細かい割れ目を生ずる。

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花の形質

花は枝先にチューリップに似た緑黄色の花を1個つける。花径は約6㎝。

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芽生え・幼木の形質

冬芽は楕円体で円頭。

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似ている種 (間違えやすい種)

シナユリノキ

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生態

生育環境

日当たりの良い深層肥沃の土地を好む陽樹。秋に紅葉する。

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その他生態

実生は秋に採種し、採りまきする。
自然に育てるのがよい。強せん定は避ける。せん定は枝抜き程度でよく、3月上旬頃に行う。根もとからのヤゴは早めにかき取る。施肥は特別に必要としない。

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関連情報

病害虫

テッポウムシ、紫もんば病

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種・分類一覧