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モンキチョウ(Colias erate)の分類 Pieridae
モンキチョウ(Colias erate)の概要 Colias

モンキチョウ(Colias erate)

【 学名 】
Colias erate (Esper, [1805])

基本情報

大きさ・重さ

開長約 40~50 ㎜
幼虫 30~33 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

分布

国内:北海道から南西諸島

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

人間との関係

寒冷地ではダイズの害虫として知られる。

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

形態

成虫の形質

表は黄色または白色で、前縁~外縁に黒帯があり、前翅の中室端に小黒点がある。
裏も前翅では黄色または白色で、中室端に小黒点があり、後翅では黄色~黄白色の地色に濃色の鱗粉が散布され、中央に淡色の小斑点がある。
表・外縁の黒帯内に淡色の斑紋列がある。
表・後翅中央の小斑点は橙色~黄白色。
裏・後翅亜外縁の斑紋は一般に現れる。
縁毛は淡桃色で表では目立たない。
白色のものは必ず雌だが、黄色には雄の他、雌でも黄色になるものが見られ、この場合、正確には腹端の交尾器による判別が必要である。

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

幼体の形質

体色は緑色。
気門線は黄白色でよく目立つ。
各節の気門後方に赤橙色点、その下に黒色斑がある。

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生態

成虫の生息環境

平地から山地の草地に広く生息し、都市部の公園、農地周辺、河川堤防のほか、山地草原にもみられる。

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成虫の食性

タンポポ類、ヒメジョオン、アザミ類など各種の花を訪れる。

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

幼虫の食性

シロツメクサ、コマツナギなど(マメ科)

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最終更新日:2020-05-04 瀬戸内味わいにぼし

ライフサイクル

幼虫越冬。
3月~4月に第1化の春型が出現、5月下旬~6月に第2化の夏型が出現し、以後連続的に発生を繰り返す。

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活動時間帯

日中。

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特徴的な行動

幼虫は糞を跳ね飛ばす習性がある。

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種・分類一覧