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ゴホンダイコクコガネ(Copris acutidens)の分類 コガネムシ科(Scarabaeidae)
ゴホンダイコクコガネ(Copris acutidens)の概要 Copris

ゴホンダイコクコガネ(Copris acutidens)

【 学名 】
Copris acutidens Motschulsky, 1860

基本情報

大きさ・重さ

体長 10.0~15.0 ㎜

参考文献

最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし

活動時期

4~10月

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分布

北海道、奥尻島、本州、佐渡島、四国、九州、五島列島、大隅諸島(黒島)
国外では済州島、朝鮮半島、中国

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生息状況

山梨県レッドデータブック2018:準絶滅危惧(NT)
長野県レッドリスト2014:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
広島県レッドデータブック2011:準絶滅危惧(NT)
山口県レッドデータブック2019:準絶滅危惧(NT)
香川県レッドデータブック2004:絶滅危惧I類(CR+EN)
愛媛県レッドデータブック2014:情報不足(DD)
大分県レッドデータブック2011:準絶滅危惧(NT)

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学名の解説

種小名「acutidens」は「acutus」+「dens」で「鋭い歯」の意。

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最終更新日:2020-05-20 瀬戸内味わいにぼし

亜種

亜種区分はされていない。

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形態

成虫の形質

体は黒色で、光沢は強い。
頭部は前方に向かって横長の半円形に丸くなる。
頬縫合線は明瞭に切れ込み、頭楯前縁中央の切れ込みは幅広いがやや深め。
雄では、中央部に後方に緩く曲がった滑らかな長い角があり、角の基部近くに1対の小突起があり、角は小型になるにしたがって短くなる。
雌では、両複眼間のやや前より中央に尖った円錐形をした短角がある。
表面はなめらかでほとんど無点刻である。
前胸背板は強く膨隆する。
前角はよく前方に突出し、斜めに裁断状になる。
大型雄では前方でほぼ垂直に下傾斜し、傾斜部上縁中央に隣接した一対の角状突起があり、その両側は少し距離を置いて鋭い側突起が発達する。
これらの突起は雄の小型化に伴って縮小し、小型雄では前方中央で一対の鈍い隆起に変化する。
雌では前方中央に後ろに緩く曲がった横隆起とその両側に鈍い小隆起がある。
表面は光沢が強く、あらくて少し浅い点刻をやや不ぞろいに散布し、点刻は、大型雄では傾斜部でまばらに小さくなり、雌では基部中縦溝両側で小さくまばらになる。
上翅には明瞭な条刻があり、条溝内の点刻は密で明瞭。
間室はゆるく膨隆し滑らかで、微小点刻をまばらに散布する。
後胸腹板の側部は明瞭な毛を欠く。
前脛節には4本の外歯がある。

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生態

成虫の食性

シカ、ウシの糞

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幼虫の食性

シカ、ウシの糞

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活動時間帯

主に夜間活動する。

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産卵

成虫が糞直下の地中にトンネルを掘り、そこに幼虫の餌として糞を埋めて産卵する。

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